追悼 中川昭一殿

中川昭一公式サイト 『中川昭一が語る』
選挙が終わって―『十勝・日本が危ない』 平成21年9月14日 より引用
http://www.nakagawa-shoichi.jp/talk/detail/20090914_497.html


「保守」とは守るべきものを守り、保守すべきために改革する。
そして国民の活力に期待して成長のための戦略を描く。
リベラリズムポピュリズム政権とどう区別し、対抗していくか。
しかし、前進―地球の中で生き残り、真に国民を守るために何をなすべきか。と言った議論が全く欠けている。
私を含め、「保守」議員の多くがいなくなったが、まだ残っている。
彼らがいかに保守の旗印をもう一度立て直し、日本を守り、真の意味で国民を守るかを真摯に議論してほしい。
心ある国民はそれを是非応援してほしい。
自民党は末期的だが、今こそ日本の保守の軸を改めて確立するために全力を尽くすべきだ。
さもなければ、日本は世界の中で埋没しながら自壊してゆく。


P.S. 過日、麻生総理の「就任直後に解散しておけば勝っていたかもしれない。
しかし、経済状況を考えると、とてもそれはできなかった。」という主旨の報道があった。
それが総理の本音であり、総理という立場の判断の辛さだと思う。
私は麻生総理に対し、心から申し訳なく思っている。
何故なら、昨年来、経済・生活対策を最優先にすべしと一番強く迫ったのは、
財務・金融担当大臣つまり私だからである。
何よりも政局より、政策実行の為に。総理の選挙を負けさせ退陣に追い込んでしまった。
私も議席を失ったが、あの時の判断は、その後の対策が日本と世界を上向きにしつつある現状を見ても、
間違っていなかったと今でも思っている。


私は今後新たに決意を持って進んでいきます。発信していきます。「日本が危ない」から。




政治家が亡くなって、流した涙の記憶はない・・・

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

麻生さんもお体に気をつけて。。。